オーガニック・プロのなぜなにコラム あんしん、おいしい、タメになる とくっちオーガニック

オーガニックマーケティング協議会って何?
[オーガニック]の実践・普及・促進を目的とした非営利の協議会。 らでぃっしゅぼーや、オーガニックスーパー、有機JAS認証機関などを設立してきた徳江倫明が推進役となって、全国の有機農家、各界の専門家が連携し、分析・調査・提言を行う、[オーガニック総合シンクタンク]です。
今回のコラム
2014年7月10日更新
あいうえオーガニック
2014年7月10日更新

今回のコラム

根も葉もある土の話 その2

前回、化学肥料の問題点を指摘しましたが、この化学肥料は、有機質肥料と比べると有効成分が多く含まれているので、まく量を少なくでき、吸収がよく効果も速くあらわれます。乾燥した粒状なので持ち運びがラクでまきやすい上、値段も安いなど、農家にはメリットがたくさんあります。便利なんです。
手軽でよく効く魔法の薬のような化学肥料は、その便利さゆえに、世界中で大量に使われるようになりました。畑は土が固くなる、養分のかたよりが病気を呼ぶ、などが起こることは前回のお話ですが、これが大規模に、繰り返して進んでいったために、今地球は、取り返しのつかないような環境破壊を抱えることになってしまいました。

世界の生産量の約4割、なんと年間3億トン以上のトウモロコシを生産するアメリカでは、長年にわたって化学肥料を大量に投入してきました。これによって、土の有機物が減り、土壌の流亡が進んでいきました。また大規模なかんがいによって塩類が集積して、作物の栽培ができない農地が増えていきました。
発展著しい中国は、化学肥料の使用料が世界一と言われています。各地の畑作地帯では、植物が吸収しきれなかった化学肥料が畑の外に流出して地下水を汚染し、工場排水や農薬の害も含め、中国全土の約6割の川や湖が、深刻な汚染の状況にあります。

自然の中にある土は、土の中の菌や昆虫が枯れた植物を食べ、その排泄物が分解されて植物に吸収され、これをまた土の中の菌が…という有機物の循環として続き、保たれています。化学肥料が過剰に使われることで、その循環を弱め、止めてしまうのです。
有機農業では、その循環を止めないように、たい肥などの有機物を土に入れて、土を豊かにしていきます。これを「土づくり」と呼んでいます。「土づくり」は、作物を栽培しつつ、地球の環境を維持します。それは有機農業が果たしている、とても大切な役割となっています。

あいうえオーガニック

ブルームレスきゅうりって何?

冷やしたきゅうりをお味噌だけでそのままいただくもろきゅう!夏が似合うきゅうりの季節ですね。今ではハウス栽培と産地の移動で一年中食べられるようになりました。サラ